送料無料 スズキ フロンテクーペ 360モデル コナミコレクション 歴史的名車をぜひ 箱付!!の詳細情報
スズキフロンテクーペ360ccモデル ミニカー希少品
となります
できるだけ詳細に関して以下に説明いたします
・商品 ミニチュアカー
・メーカー コナミ
・車種 スズキフロンテクーペ360モデル
・色 ブラウン系のレッド
・付属品 なし
・状態
外箱有りの未使用品です
当方から見て状態は良いと思いますが、状態は主観によって異なりますので、一度、人の手に渡った商品であることを前提にご検討ください
・補足説明
軽自動車の規格で「排気量は360cc」と定められていた時代がありました
これは居住性・走行性能等で制約を課すかわりに
税制上・免許制度(16歳で軽自動車免許が取得できる時代があったため)等で優遇するというものです
現在の軽自動車でも同様の優遇措置があります
その「360cc」という排気量の規格内において
当然ながら「性能競争」は激しくなっていきます
日本人の購買力がさほど高くない時代にあって
いくら「軽自動車」とはいえ
「4名乗車」が可能で「速い」クルマへの憧れは庶民の中で燃えていました
「スバル360」の大ヒットで
軽自動車は一気に庶民の憧れとなり
各自動車メーカーは激しい開発・販売競争を繰り広げます
その「スバル360」の牙城を最初に崩すのが
「ホンダN360」です
二輪車メーカーとしてはレースにおいても輝かしい実績を残していたホンダですが
四輪メーカーとしてはまだまだ存立が危うい状態です
しかし「2サイクルのスバル360」とは異なる「4サイクルエンジン」でありながら
バイクエンジンをそのまま搭載したような「N360」は
高い走行性能と4名が乗車できる広い居住性を兼ね備えており
庶民の心を掴み軽自動車シェアを広げました
ツインキャブレター仕様車も投入され
軽自動車はすでに「パワー競争」に入ります
一時期の「1600cc競争」や「ターボ競争」のような自動車競走の状態が
日本のモータリゼーションにおいて初めて
「軽自動車の世界」において始まったのです
ホンダはN360の成功により
スペシャリティクーペである「Z360」を投入しました
この時代にあって軽自動車でありながら「5速ミッション」「ディスクブレーキ」まで用意していたこのモデルは若者たちの憧れでした
そのスペシャリティ感といったら
現在の「R35」や「NSX」のような存在といったら言いすぎでしょうか
このようなホンダの独走に対し
スズキの威信をかけた1台が
今回の「フロンテクーペ」です
ご存知の通り「2輪と4輪のメーカー」として成功したのは
「ホンダ」と「スズキ」でしょう(BMWやトライアンフは除きます)
そのスズキにあって得意中の得意が「2サイクルエンジン」でした
今でも「GT750」や「マッハ」「KH」などの2ストバイクは
びっくりするようなプレミア価格で取引されています
スズキはこの「2サイクル」でもってホンダの性能に対向します
理論的には「4サイクルの倍の爆発回数」を行う2サイクルエンジンは
現在で言う「ターボ」や「スーパーチャージャー」のような存在だったと思います
スズキの3気筒2サイクルエンジンは
ホンダエンジンと拮抗する実力を誇ります
特にトルクはホンダを凌ぎます(高回転の伸びとなるとホンダが優れていたようです)
そして「4名乗車」を可能としかつ「スペシャリティカー」とするため
エンジンレイアウトを「リアエンジン」とします
つまり「RRレイアウト」ポルシェ911と同様のレイアウトです
2サイクルエンジン独特の「波」(わたしの尊敬するバイクショップの親方は2ストのエンジンをこう表現します実に心地よい表現だと当方も思っています)
この「波」は現在の自動車にはない「独特のよさ」があります
このクルマは後に「スズキガンマ」で「レーサーレプリカブーム」を牽引することになるスズキの
独創性が表れていると思います
3気筒2サイクルエンジンは実に魅力的な音色を奏で
しかもリアからエンジンサウンドが聞こえてくるのです
軽自動車とはいえ
年収の何倍もする価格だった時代に
ローンで購入した
若きクルマ好きたちの憧れを投影するモデルです
中には「3連チャンバー」を組み「パパパンッ」というエキゾーストを響かせていた方も多かったと聞きます
リアエンジンは独特のヨーモーメントを作り出すため
後席に乗車がなければ
簡単にテールスライドを誘発していたようです
このあたりも「スポーツカー的」な味わいを醸し出していた要因かも知れません
今回の出品はその「フロンテクーペ」です
こんな名車の「ミニチュアカー」が少ないことは
残念なことです
また
後にこの後継機となる「550ccのセルボ(丸ライト)」ではありませんので
ご注意ください(笑)
貴重なモデルとなりますので
ぜひともご検討をお願いいたします
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