





ゲジゲジとムカデスイッチですが 最近磨きをするときのよい道具が見つかりまして
作業のし易さとその仕上がりが向上しています
その道具はテープヘッドの研磨作業に特に有効で 最近は磨きが30分くらいです
「仕事はいかにして楽をしてズルをするか」 それが私のテーマですが
それは効率よくミス無く楽に仕事ができるように工夫するということです
もちろん謙虚に・・・デスね
テープヘッドの仕上がりですが 上手に磨けると
アジマスの調整が少々変わります
いつもヘッドホンをつけてテープを再生しながらするのですが アジマスを調整すると
左右のバランスが変わります というか良い方とズレた方って感じです
その左右が揃うところに来ると 高音というか響きが急に高まります
その高まりが分かりやすいのです
ギューーーンって良くなります
その代わりおいしい所のゾーンは狭いんで 微妙な調整が必要です
出品前にちゃんと仕上げますが 発送直前にもう一度調整して 瞬間で固めておきます
って。。。。測定の機械を持っていないだけなんですよね
多分これからも
「人間アナログサーチ」を続けます
↑左下の画像は
スライドスイッチ7人衆です
ここは磨いてはいけない 清掃をキッチリとします
それとスライドするところの調整ですね
基盤を痛めないように ゆっくりと外して しっかりと磨いて 無理せず組めば
結果は操作感がしっとりとした ウルトラスムーズな仕上がりとなります
ここは
「音の道」ですから ひたすら謙虚に・・・・
↓真面目で謙虚なメンテ作業の続き
以前瞬間でテープスピードを調整したばかりの頃に質問コーナーで
「あなたはただ分解して綺麗にしただけですね テープスピード調整したのは凄いけど
5ミリのベルトは熱で切れますね 他のベルトは交換していないですね まだまだですね」なんて訳のわからないことを投稿した 頭がジャンクの人がいましたが
綺麗にするのは大切です でもただ磨けば綺麗になるものではない
この上部パネル 変に磨きすぎるとくすんだりするので困る 色々試しました
上段の画像 中性洗剤と少々固めのナイロンブラシ←IKEAで200円かな 洗っただけ
中段の画像 私が編み出したクリーニング方法でしっとり 差がわかりますでしょうか?
下段の画像 組んで仕上げてこの状態 クスミを大分消せるんです
コレが画像の悲しさですが 肉眼で見ていただきたい 全然違うんです
もともとキラキラした表面ではないですが しっとりして輝くんです
実はこのクリーニング方法はラジオの周波数のプレート レベルメーター
カセットの蓋の外周の四角いパネルにもとても有効です
さて ここからは中身のメカについて
とても良いです カセットメカよし イジェクトのエアダンパーは作動音少なしスムーズ
新しい工法でワウフラッターはどこに出しても恥ずかしくない出来です あくまでも謙虚に・・
テープヘッドは丁寧に磨きました 成果は後の動画にある録音再生でご確認ください
メインのベルトは専門の工場に発注した
注文生産品です
このベルトがないと ワウフラッターを抑えるのは到底無理です 以前使用していたのは
ロッドが変わったら急に精度が落ちて話しになりませんでした
テープ操作のボタンはスムーズな作動をします
そして 部品追加による「ささやかな改造」です
またまた生体実験でやりました これをしたのは取下げをした月曜日より前です
そうだ!ブラックマンデーと名づけよう・・・つまらないですね 失礼しました
真面目な話 もう通電したままの部品追加は止めます 怖すぎます
生体実験は4台もやりましたので もういいです
その追加ですが 抵抗をつけると音がきめやかに鮮やかになり
あるところにコンデンサーをつけると 低音がバーンとよくなります
電源のコンデンサも交換しました 予定通り二日目ぐらいで
ノイズが予定通り減りまして
でも残念ながらボリューム0でのノイズがすこしあります
音を出してまえばと 乱暴な表現ですが まったく判りません
ゲジゲジとムカデスイッチも仕上がりは上々でした
仮組で一発合格です 3系統の入力のレベルとバランスがバッチリです
それとテープ録音のときのレベルとバランスもしっかりとしています
その録音のレベルですが 少し前から気づいたことがありまして
稀に録音レベルをAUTOにしたままでデシベルが揃うときがありましたが
製造番号の古いものはAUTOだと再生のデシベルが少々低いです
ここは録音時に調整が必要 そんな設定になっていると思われます
ここでスピーカーについてですが 良いですこのスピーカー
今回の「ささやかな改造」の効果と
ウーハーの能力なんでしょうか 低音の効きが特に良いです
ドンシャリのドンの音なんて出ませんが しっかりとウーハーしています

上段の画像 元から綺麗でストロークも軟らかくて上等でした
中段の画像 エッジに柔軟剤を塗りこみます 乾いてから専用の塗料で塗装です
下段の画像 仕上がりはこの通りのしっとりツヤツヤで ダイキャストはギンギラ仕様です
今回はスピーカー周りの賽の目のプラスチックのところには 保護艶出し剤をしっかりと
出来上がりはご覧のように大人のブラックとギンギラの組み合わせとなっています
③このV8のいいところ
外装が綺麗ですね 小さなキズはありますが 全然やれていません
よくある上部パネルの両端の欠損もありません
周波数のパネルもレベルメーターのパネルも綺麗です
全てのアクリルは鏡面仕上げベトベト工法で仕上げてあります
↓色々な明るさでの撮影です

とても綺麗です ギンギラ仕様も明るさでいろんな雰囲気になりますね
そして中身 ラジカセの機能です・・・・おススメです
特に低音のキレが良いです 動画にオーケストラの再生があります
とてもしっかりとした低音です
カセットメカがとても良いです 録音再生バッチリです
あのワウフラッターですから ミュージックテープ何でもござれデス
WMの再生ではそれぞれの楽器の表現が良くわかります
改造してからのV8は高音が素晴らしいですね
綺麗によどみなく響きます
前段の徒然日記で褒めてしまっていますので コレくらいで
④このV8の残念なところ
キズがあるんです
それが不思議なんですが上部パネルの前側のカドに何箇所か
幕末の志士が遊郭で酔っ払って柱に刀で傷つけたような
カドがすこし凹んでいるのが数箇所
あんまり見たこと無いパターンのキズですね 子供のイタズラですかね
特に気になるようなキズではなく 両端が綺麗なのは嬉しいです
ラジカセの機能としては色々テストしましたがコイツは優等生です
紙のスピーカーはなんでこんなにもよい音で鳴るのでしょうか
残念なところは他に無いです
④このV8の出品直前の現況
最後に本題です
まずはWMでの録音再生をご紹介します 360°撮影のみ乾電池駆動です
↓音源はリフレインというか くどいのに聴いてしまう曲
http://yahoo.jp/box/KgCzpu
https://youtu.be/jgJmeJuMKqw
このV8はこの手のオーケストラの曲を聴くのに適していて
いろんな楽器の音をちゃんと表現してくれます
録音のレベルは今までがオーバーシュート気味でしたので今回はすこし抑えています
ですの録音レベルはAUTOではなくて8ぐらいのレベルにしています
コレくらいが丁度よいようです
↓続けてオーケストラ ちょっとズレた輪唱です
http://yahoo.jp/box/S95UFb
https://youtu.be/bk5Fmo_YNiY
やっぱりこの手の迫力のある音はV8に合います しかも負けてない
しっかりと低音から高音まで響かせています
すこし工夫しました 再生の音と入力の音と比べてください
レベルメーターもバランス取れています 通電良しデス
↓女性ボーカル サビと間奏です
http://yahoo.jp/box/ohSv22
https://youtu.be/YM17sQcE06E
テープ録音がとてもよいですね クロームテープで録音しても
充分に普段使いが出来ます
せっかくのワウフラッターなのでミュージックテープ2連発です しかも回しています
↓最近入手したテープです あー古いというか 懐かしいですね
http://yahoo.jp/box/ZQK98T
https://youtu.be/HUkAsTuElQA
AMSが良いですね 軽く作動してくれます
時々頭出しで再生ボタンも戻ったりしますが そこが頭ですから その様にお使いください
二曲目のスローな曲で声の伸びを聴いてください 安定しています
30年以上前のミュージックテープです 凄いもんですね
↓良く出てくる曲 間奏の口笛の響きを聴いてください
http://yahoo.jp/box/47K2oY
https://youtu.be/SbVZZ1s2IXo
良いですね 口笛の響き どこに歪みもひずみもありません
V8の威力を30年前くらいのテープでこんなにも発揮できます
動画の最後に巻き戻しをしています コレもフライホイールを加工して
トルクアップをしています 力強い巻き戻しとなります
イジェクトの様子をご覧ください どこかで引っかかる雰囲気0です
作動音も少ないですね
まとめです
音的には34号バケモノ以降のレベルです
改造はささやかですが効果アリです 間違いない
36号も素晴らしかったけど そのレベルです
ノイズはにコンデンサ交換後二日で減りました
外装はつやつや キラキラ しっとりです キズ少なし
スピーカーカバーはそのまま オリジナル度高し
短期の出品ですが 上物のV8です
テープの録音も再生もしっかりと現役です
テープヘッドとキャプスタンとピンチローラーだけは
メンテナンスしてください そうすれば・・・・
「半世紀ラジカセ」をちゃんと目指せると思います
注意事項 |
ラジカセをメンテしてある程度の機能に仕上げられたら出品しています
出品前にテストして 出品してからも鳴らし続けます
それでも発送後不具合になったことが数回ありました 修理をお請けしまして 幸いにもすぐに直せました
メンテの範囲も質も少しずつですが向上してるはずです 急に壊れたりするようなことは・・・あまり無いと思いますが
40年近く前のラジカセです 何が起こるがわかりません 故障のときの修理の相談は喜んでお受けします
でも 全てのケースに対応するのは不可能です
昭和のラジカセです ご了承のうえご入札してください
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発送詳細 |
発送は即日を目指します
本州でしたら 一律1,000円と致します その他の地域はその都度送料をご提示します
梱包は新品のダンボールです プチプチもしっかりと投入します ですが一部新聞紙や他の素材を緩衝材として投入します
お手元に届いたときにそれが廃棄物となってしまいます ラジカセのためですのでお許しください
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こちらの商品案内は 「■@即売くん4.50■」 で作成されました。 |