「ご入札前に必ずお読み下さい。」
出品物でご入札がないものに限り、他でご要望があれば、入札期間の途中で取り下げるものもあります。
ご入札の意思がおられる方は、早めにご入札をスタートして下さい。
早い(ご連絡)お取引を望んでいます。(落札後24時間内にご連絡をお願致します。同梱包ご希望の場合でも、ご連絡だけでもお願い致します。)
宜しくお願い致します。
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発送は、「ヤマト宅急便」でお送りさせて頂きます。また鉢から抜き根をミズコケ巻きでお送り致します。
尚、送料は沖縄、北海道を除く全国各地、箱サイズ(160cmまで何点でも)一律¥1,000(元払いに限り)のサービスを行ないます。
北海道、沖縄は、¥2,000の元払いです。
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その上、手数料もかかりません。もしご口座がありましたら、ゆうちょ銀行からゆうちょ銀行の口座にお振込みできましたなら即ご確認出来ます。
(ためになるかならないかの雑談の第38回をしたいと思います。)
「ボルネオ奥地中央のクラビット族の国・バリオ!①」
マレーシア・サラワク州の南シナ海に面したミリから、遥か南のボルネオ中央のクラビット高原は、クラビット族の国です。
その首都がバリオです。このバリオは、周囲を山々に囲まれた広い高原盆地にあります。その平原には水田が広がり、牧地があり、その中に人家や学校や教会があります。
また山に入るとバリオ渓谷が豊かな水を広い高原へと水を運んでいます。
バリオを中心に歩いて一日くらいの範囲に7つのクラビット族の部落があり、約1800人のクラッビット族が住んでいます。その内の900人がバリオにいるのです。
標高1000mを超えるこの高原は、平均気温が約20℃ととても涼しい気候です。昼間は日差しが強く暑い日でも夜は寒いくらいです。
周辺の山々は沢山の(付け加えて言うなら!非常に珍しい!)動植物の宝庫です。山でなくても水田にも道端の草原でもトンボ、蝶などの昆虫や野草などのノボタンや食虫植物が当たり前に観察できます。
クラビット高原のバリオは、バリオ米という有名なお米の産地です。ですから、バリオの平地の多くは水田の風景です。そこを歩いている自分の姿は、少し前の日本の農村での、高知の里山での生活です。
高知が温暖な地域だからなお更似通った風景です。
しかし、一歩山に入るとそこはボルネオです。高地熱帯雨林帯のジャングルがどこまでも続いています。このクラビット高原は高地熱帯雨林なのです。
熱帯雨林を2つに分類すると海岸沿いのマングローブ林や川沿いの平地に広がる低地熱帯雨林と標高910m以上の高地熱帯雨林とに分かれます。
それぞれに大切な貴重な地域です。
ですが、動植物などの生物の多様性など、種類や数はこのバリオのあるクラビット高原などの高地熱帯雨林は比較に出来ないほど突き抜けて多いのです。たぶん、知られているより知られてないもの方がはるかに多いのです。
動植物などの生物を今まで発見されて発表されたのを1とするなら、このクラビット高原だけでも、その1000倍から10000倍だと言う研究者もいます。中には現在の不治の病もここでの発見でそのクスリとなるものもあると願っています。クラビット高原はそれだけの素晴らしい現代のガンダーラだと思います。
ところで、かなり以前はバリオの中心地の各住居には、発電機が備えていて夕方ともなれば、あちこちからバリ、バリ、バリと発電機を回している喧しい音が響いていました。
この音を聞くと「もう夕暮れが近い!急いでロッジに帰らなくちゃ!」との思いで足を速めたものでした。夜が深まると発電機の音が消え、代わりにトタン屋根がドッドッドッと凄い音を立てます。時間雨量200mmは下らない豪雨です。「あああ!明日は山は無理かな!」の落胆ですが、いつも朝はカラ!とした晴天です。なんども嬉しい期待はずれです。
ですが今ではソーラーもついているのです。こんな風景はサバの奥地ロン・パシアでも同じ事でした。ボルネオ奥地も変わってきています。これからはもっと変わるでしょう!
現在のバリオは夜が静かですよ。それだけは嬉しいです。